アニメ版・乙女はお姉さまに恋してる、第三話「ルヴィアゼリッタ…ではなく貴子さんの憂鬱」



<世界史の時間>

マリおとでは祥子さまににらまられるシーンですが、ここでは貴子さんの初顔合わせ
原作と違って貴子さんが私情も先入観も挟まず瑞穂さまと会話を切り出しているのがよかった

「よろしいのですよ、私とは頭の出来が違うのですから云々」がないので





ここで主人公鈍感フラグ立てその1が完了

*主人公鈍感フラグとは?
ノベルゲームに多用される、主人公の自覚のないままにヒロインの気を引く行為のこと
なお、最近の傾向として携帯電話を落として目の前で真っ逆さまに飛び降りられたり別ヒロインの頚動脈を通学路上でノコギリで切断されたり執事に闇討ちされたり夢魔に悪夢を見せられたり転生批判の聖典で貫かれたり放課後の学校でガンドを連射して追い掛け回されたりナイフ装備して裸で迫ってきた挙句あんたなんか死んじゃえば以下略するので決してうらやましいイベントとは言えません。



マリおとではフラグの対象が令さまだけれど
アニメでは貴子さんです。







<アニメオリジナル、生徒会での対策却下>





これは入れてよかったシーン

これ以外の展開を見る限りではいかにも追い詰められた三下の悪役っぽい貴子さんですが
このおかげで都合上貴子さんらしい潔癖さが際立ってます








<マリおとでもあった反対動議シーン>





こういうカットとかをはじめ、貴子さん凛々しすぎ…
慌てた顔に至っては原作以上に雰囲気が良し。
彼女の設定と性質が上手く生かされています







<紫苑さま、倒れる>

原作では生徒達が静りかえるだけなのにアニメでは騒然となっております。
さて、この後の瑞穂さまのとった行動は…








マリおとでは「階段を使わずに飛び降りた」ということになってますが
こっちはそれ以上






 





ありえねぇぇぇええええ!



水平方向の跳躍つき!?
しかも階段の幅を飛び越えるほどの!?

いや…体重移動云々以前に絶対に足が持ちませんって…
下手すれば捻挫…悪くすれば折れますよ…しかもその後に走り去ってますし…
自分より体重の重い(失礼)お姫さまを抱えて…





<総評>






前回にルヴィアゼリッタ関連でネタにしたりかませ犬とか表現しましたが…
なんだか原作よりも落ち着いた雰囲気の貴子さんが際立った回でした。

漫画版が貴子さんルートの雰囲気なのに対し、
貴子さんを観察する限りではアニメ版は紫苑さまルートのようです。
そしてこちらが園樹の好み…漫画版のほうも可愛くていいんですけどね…



<恐るべしおとボクワールド>
もはや「女子高の頂点に男がなる」という異常事態なのに…
ゲーム中でも発動した、誰が女装しているのかわからない珍現象が再び…


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